おはなうえるくまらいふ

くま系ランドスケープデザイナーからみた日々の雑感と、現場、旅行先、出張先で出会ったもの。とにかく、どうでもいいけど聞いて欲しいこと。

“おはなうえるくまらいふ”

エゾエンゴサク咲く

f:id:kazuto47:20180420225509j:plain

前略

昨年関わったお庭にエゾエンゴサクが咲いていました。こちらにもやっと春の訪れといったところでしょうか。こちらのエゾエンゴサクは天然物ではなくて花苗生産者から仕入れたものなので、天然物とは少し遺伝子的に違うらしいのですが、このお花を見ると嬉しくなりますね。昨年の秋、10月の末ごろに植えた時には、小さな玉ねぎみたいな球根になっていて園芸ポットにはいっていても、ちゃんとあるのかな?なんてポットをほじくりました。植えた数がちゃんと芽がでていて胸を撫でおろしました。

植えたと言っても、ここのお庭のデザインは自分の設計ではなくて「おはなうえるうさぎ」さんのデザイン、設計のお庭なんです。僕が本当に関わったのは、こちらのお庭のパーゴラのようでフェンスのようなパーゴラなんですが、まぁどっちやねん。みたいな兼ね備えたものを設計と言うかデザインをしました。こういう曖昧なデザインが僕が好きなんで、どうも多面的というか、流行りの言葉で言えば立体的解釈と言いますか、構造物なんで立体的であって当然といえば当然ですね。

しょうもないことはさておき、このエゾエンゴサクは漢方にもなるんですね。本物のエンゴサクにはアルカロイドが含まれているので微量の毒性があるとか、一方このエゾエンゴサクは全くもって、エンゴサクとは違う科、属でアルカロイドなどの毒性がないとか。成分的には同じような目的で使われているそうです。全然違うものなのに、同じ効能を目的としてつかわれているのは、なんだか面白いですね。

このエゾエンゴサクは、僕の田舎では群生している秘密の場所があるんですが、農業地帯の生活道路の脇に群生しているのでおそらくそこを通っている人みんなの秘密の場所になっているのではないかな、なんて思ってしまいます。そのエゾエンゴサクの次にはミズバショウが一斉に白く仄暗い林床を白く染めるんですよね。おそらく、そこの場所は本当に自生している天然物なのかと思っています。

このお庭のエゾエンゴサクの上にはハクモクレンの蕾がほころんでいました。そういえばモクレンも漢方ですよね。最近は春バテって言葉もできたようで。お身体ご自愛ください。

では、したっけ

草々

2018年4月20日    おはなうえるくま

あなたへ f:id:kazuto47:20180420233143j:plain 追伸:パーゴラのバーが一本雪の重みで落ちていました、手直しが必要ですね。